中学校ではいわゆる不登校生徒でした。
自分の通っていた中学校は複数の小学校から生徒が集まってくるのですが、他の小学校から進学した生徒と合わず、学校に行くことが苦痛に感じられていたのです。
それでも、中学2年生の途中までは頑張って登校していました。
けれども、他の小学校出身の生徒がいじめを行っていたり、先生を困らせて遊んでいたりするところがどうしても生理的に受け付けられず、登校出来ない日が増えていったのです。
自分が直接いじめられたわけでもないですし、親や先生には学校に行きたくない理由を上手く説明出来ませんでした。
勉強することは好きだったので、家にいる間は自分で勉強を進めたり先生が持ってきてくれたプリントを解いたりしていました。
また、家族がいない時間帯は共用パソコンを使って調べ物を行うことも多く、学校で習わないようなことも調べることも多かったです。
登校していないという罪悪感はあるものの、そのような生活は意外と気に入っていました。
ですが、3年生になったら進路を考えなければならなかったのです。